メニュー
2025.07.17

人工芝の施工費用(見積もり)を安くする5つの方法

「人工芝の施工費用(見積もり)を少しでも安くしたい」

そんな方は多いでしょう。

しかし、人工芝を価格の安さだけで選ぶと、結果的に高く付いてしまう恐れがあります。

関連記事:人工芝の施工業者選びに失敗しない15のポイント

例えば、施工が雑で継ぎ目が目立ったり、水はけが悪くて再施工が必要になったり、見た目や耐久性に大きな差が出ることがあります。

では、では、品質を保ちながら無理なく施工費用を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?

この記事では、プロに依頼しつつも余計なコストをかけずに人工芝を導入するための”5つの具体的な方法”をご紹介します。

人工芝の施工費用(見積り)を安くする5つの方法

人工芝の施工費用(見積り)を安くする3つの方法は、次のとおりです。

1、相見積もりは“2社だけ”にする

人工芝の施工見積もりを依頼する場合は、2社だけに絞るのがベストです。

多くの方は「できるだけ多くの業者から見積もりを取ったほうが、費用を抑えられるのでは?」と思うかもしれません。

しかし、実際には“2社だけ”に絞ることで、より良い条件を引き出せる可能性が高くなります。

なぜなら、施工業者側の”本気度”が変わるからです。

心理学の研究によると人は成功確率が約50%のときに最も努力しやすいという結果が出ています。

これは「やれば届くかもしれない」「ライバルは1人だけ」という状況が、ちょうどよいプレッシャーとモチベーションを与えるためです。

相見積もり数ごとの業者の反応
1社だけ(100%受注) すでに決まりと考えてあまり努力をしない
2社(合格率50%) 本気で勝ちにいこうと努力する
4社以上(合格率25%以下) 他社に取られるかもと考えてやる気が出ない

見積もり依頼の際には、是非こう伝えてみてください。

「御社ともう1社のどちらかにお願いしようと考えています。」

この一言だけで、施工業者は「本当に選ばれる可能性が高い」と感じて、より丁寧で誠実な見積もりを出してくれる可能性が高まります。

2、事前準備はなるべくDIYでする

人工芝の施工費用を抑えるには、業者に頼む作業の範囲を最小限にすることがポイントです。

特に、仕上がりのクオリティに直接影響しない作業は、DIY(=自分でやっておくこと)で費用を大幅に節約できます。

雑草を抜いておく

施工前に生えている雑草を業者に除去してもらうと、処分費が高額になることがあります。

なぜなら、業者が雑草を処分する場合、産業廃棄物として処理する必要があるからです。

産業廃棄物は自治体の通常回収では処理できず、専門の業者による運搬や処分が必要になります。

その結果、回送費や処分費が別途数万円かかるケースも少なくありません。

一方、自分で雑草を抜いて家庭ゴミとして処分すれば、ほとんどの自治体では無料またはごくわずかな費用で済みます。

物を片付けておく

人工芝を敷く場所に余計な物が置かれていると業者が移動・撤去する作業が発生します。

ベランダや屋上の施工を依頼する際に重たいベンチや多くの鉢植えなどがあると人手や時間が余計にかかり、数千円〜数万円が上乗せされることも珍しくありません。

しかし、こうした作業は人工芝の仕上がりには直接関係しない部分。

あらかじめ自分で移動・整理しておけば、作業の無駄を減らせるうえに費用をぐっと抑えることができます。

事前に業者に「庭は空にしておきます」と伝えておけば、見積もり段階から無駄な作業費が含まれないように調整してもらえるので実践しましょう。

3、見積もりのために写真や寸法を共有する

人工芝の施工を依頼する際、多くの業者が無料見積もり対応とうたっています。

しかし、実際にはその見積もりにかかる人件費・交通費・ガソリン代などが金額に含まれているケースも多いです。

例えば、現地調査に訪れるためにスタッフを1人動かすだけでも往復の交通費や1〜2時間分の人件費が発生します。

現地調査の前にメールやLINEなどで現地の状態や図面などを業者と共有することで見積にかかるコストを削減してもらえます。

4、施工スケジュールに余裕を持たせる

人工芝の施工費用を抑えるためには、スケジュールに余裕を持って依頼することも重要なポイントです。

急な依頼や施工スケジュールが厳しい現場(昼間は外出しているので午前中だけ施工してほしいなど)では、作業効率が下がるため、どうしても工賃が高くなりがちです。

特に短納期や日時指定(◯月◯日までに仕上げてほしい)の依頼は、次のような理由から割増料金が発生する可能性があります。

  • 土日・祝日施工になると人件費が高くなる
  • 他の現場との調整が必要になり、人員確保に余計な手間がかかる

また、人工芝の施工は天候の影響を受けやすく、雨天時には作業が中断・延期になるケースも少なくありません。

ギリギリの日程で依頼すると天候による遅延が発生した場合に再調整が難しくなることから余裕を持った発注をしましょう。

5、先払いにする

業者との支払い方法を”先払いにする”ことで、施工費用を割引してもらえる可能性があります。

人工芝の施工業者にとって、後払いは未回収リスクやキャッシュフローの負担がかかるため、少し高めの価格設定になっていることがあります。

一方、先払い(もしくは着手金+残金)であれば、業者側も資材手配や人件費の計画が立てやすく、その分を割引として還元してくれるケースもあります。

具体的には、次のように値下げ交渉をしてみましょう。

  • 先に全額振り込むので、少し安くなりませんか?
  • 着工前にお支払いするので、特別価格でお願いできませんか?

注意点

信頼できる業者かどうかを見極めることが大前提です。

人工芝の施工業者選びに失敗しない15のポイントなどを参考にして詐欺や施工放棄のリスクを避けたうえで依頼しましょう。

まとめ

今回は、人工芝の施工費用(見積もり)を安くする5つの方法をご紹介しました。

人工芝の施工は、価格だけで業者を選んでしまうと思わぬ追加費用や施工不良につながることがあります。

だからこそ、品質を維持しつつ、ムダな費用を抑えるための工夫が重要です。

今回ご紹介した5つの方法は、いずれも手間を少しかけるだけで、数千〜数万円のコスト削減につながる実践的な内容です。

大切なのは”安くすること”ではなく、無駄を省きながら納得のいく施工を実現することです。

是非、今回の内容を参考に後悔のない人工芝の導入につなげてください。

もどる
お電話での問い合わせ無料お見積りお問い合わせ