メニュー
2025.06.19

ペット向け人工芝の後悔しない選び方!NG施工例も解説

「ワンちゃん・猫ちゃんのために人工芝を敷きたい」

そんな方は多いのではないでしょうか?

雨や雪のあとも泥で汚れる心配のない人工芝は、ペットの遊び場としてもくつろぎの場としてもおすすめ。

天然芝のような芝刈りや水やりなどの手間暇がかからず、ノミやダニなどが繁殖しにくいメリットがあります。

関連記事:人工芝はペット(犬・猫)におすすめ!メリットとデメリット

さて、そんな人工芝ですが、どの商品を選べばいいか悩む方も多いでしょう。

この記事では、ペット向け人工芝の後悔しない選び方・NG施工例を分かりやすく解説していきます。

ペット向け人工芝の後悔しない選び方

ペット向け人工芝を選ぶときは、さまざまなチェックポイントがあります。

その中でも特に大切なポイントが次の3つです。

  1. 引き抜き強度
  2. コーティング材
  3. 高い排水性

1、引き抜き強度

ペット向け人工芝を選ぶときは、耐久性の高い引き抜き強度30N以上の商品がおすすめです。

引き抜き強度(タフトロック、タフトバインド)とは、芝糸が生地からどれくらいの力で引っ張られても抜けないかを表す性能のことを言います。

単位は、”N(ニュートン)”で表示され、数値が高いほど抜けにくく耐久性が高いことを意味します。

次は、ペット向け人工芝における引き抜き強度ごとの用途一覧表です。

引き抜き強度 耐久性レベル 用途
~20N 低い 室内装飾用(ペット非推奨)
20~30N 標準 小型犬・室内ペット
30N~ 高い 屋外使用・中型犬~大型犬・噛み癖のある子にも対応

参考までにホームセンターなどでよく見かける一般的なガーデニング用人工芝は、引き抜き強度15N前後。

サッカーやフットサルなどのスパイクを履いて激しく使用されるシーンは、引き抜き強度40N以上が一般的でFIFAでも推奨されています。

安価な人工芝に注意

ペット向け人工芝においては、愛犬・愛猫が安心して使えるように”引き抜き強度30N以上”が理想的です。

ネット通販などで購入できる安価な人工芝は、引き抜き強度15N未満とガーデニング用途にも適さない商品もあるので注意が必要。

万が一、引き抜き強度が不足している場合は、たったの3ヶ月で次のような状態になります。

▲引き抜き強度の低い人工芝でDIY施工したときのドッグスペースです。

ペット用の人工芝を購入する場合は、引き抜き強度は必ず確認しておくことをおすすめします。

見た目ではほとんど分かりませんが、施工後に時間が経過してから大きな差が出てきます。

弊社のペット向け人工芝は、第三者機関(科研センター)に検査を依頼して高い引き抜き強度が証明されています。

2、コーティング材

ペット向け人工芝を選ぶときは、臭い対策のために水を吸わないコーティング材がおすすめです。

コーティング材とは、芝糸をしっかりと固定するために裏面に塗布される接着剤のことを言います。

コーティング材にはさまざまな種類があり、それぞれ特性も異なります。

ラテックス(SBR) ゴム系の樹脂で最も一般的で安価な素材です。
ポリウレタン(PU) 軽量で柔軟性が高く、耐水や通気性に優れた素材です。
TPE リサイクル対応の環境に優しい素材です。

ラテックス(SBR)に注意

これらの中でも、ラテックス(SBR)を使用したコーティング材は、選ぶ際に注意が必要です。

ラテックス(SBR)は、ゴム系の樹脂で比較的安価で導入しやすいことから多くの人工芝で採用されています。

しかし、ゴムには水を吸う性質があり、ペットのおしっこを吸収してアンモニア臭の原因となります。

これを防ぐには、ポリウレタン(PU)やポリエチレン(PE)などの非吸水のコーティング材がおすすめです。

芝糸自体は、水を吸わないので臭いの原因となることはほとんどありません。

人工芝でアンモニア臭が残る場合は、コーティング材が影響しているケースが多いです。

弊社のペット向け人工芝は、吸水性のないコーティング材を採用することでアンモニア臭の付着を防いでいます。

3、高い排水性

ペット向け人工芝を選ぶときは、高い排水性の商品がおすすめです。

ペットが排泄したおしっこが人工芝に残ったままだとアンモニア臭だけでなく、雑菌が繁殖する原因にもなります。

そのため、水分を素早く地面に逃がせる排水構造をもった人工芝選びが重要です。

一般的な人工芝は排水が不十分

一般的な人工芝には、排水用の小さな穴(ドレインホール)が5cm前後の間隔で開けられています。

しかし、砂や土、ゴミに加えてワンちゃん(特に大型犬)の粘り気のある汗や抜け毛などが詰まるケースが多いです。

その結果、雨水やペットの尿が長時間溜まりやすくなります。

湿気がこもればカビや雑菌も繁殖しやすくなり、人工芝から嫌な臭いが発生します。

これを防ぐには、水を全面から排水する構造(ニット構造、メッシュ構造など)の人工芝がおすすめです。

弊社が販売するペット向け人工芝では、特殊なニット構造パッキンを採用。

従来の100倍の水はけにより雨水やペットのおしっこがとどまらず、臭いや雑菌の発生を大幅に軽減できます。

弊社販売するペット向け人工芝の紹介

弊社では、お客さまのニーズに合わせてさまざまな種類の人工芝を販売しています。

その中でもペット向けにおすすめするのがeasigrass Easi-pet(イージーペット)です。

業界初の100%リサイクルで環境に優しく、最新技術でさわり心地の良い人工芝「easigrass(イージーグラス)」シリーズのペット向け商品となっています。

大きな特徴としては、

  • 従来品の1.5倍・70~80Nを誇る”引き抜き強度”
  • 黒カビ・雑菌が繁殖しない非吸収タイプの”コーティング材”
  • 特殊なニット構造パッキンで雨水や排尿を全面から排水する”高い排水性”

です。

また、最低8年の製品保証が付いているため、長期間にわたって安心してご利用いただけます。

easigrass Easi-petの商品ページはこちら

まとめ

今回は、ペット向け人工芝の後悔しない選び方を解説しました。

家族の一員である大切なペットが使うからこそ、人工芝の見た目だけでなく機能面も重視したいところです。

もし、選び方を間違えてしまうと尿や水たまりによる悪臭、芝のめくれによるケガ・誤飲のリスクが高まります。

弊社は、ペットの種類や設置場所に合わせた最適な人工芝をご提案し、安心・安全な施工まで一貫してサポートいたします。

「滑りにくい素材がいい」「おしっこ対策がしたい」など、どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。

もどる
お電話での問い合わせ無料お見積りお問い合わせ