サッカー・フットサル

football

サッカーやフットサル用の人工芝は、選手の激しい動き(スパイクの着用)とボールの物理的な挙動に耐えうる、スポーツサーフェスの中で最も過酷かつ厳格なスペックが求められる分野です。。

1. スパイクの酷使に耐え、立ち上がり続ける「パイルの形状と復元力」

サッカーでは鋭いスパイクを履いた選手が急発進やスライディングを行うため、芝にかかる引き裂き・摩耗の負荷が他のスポーツと比べて桁違いです。平らな芝糸(パイル)ではすぐに裂けて寝てしまうため、芯(スパイン)が入ったものや、C字型・ダイヤモンド型など、特殊な断面形状を持たせたモノフィラメント糸を採用し、長期間にわたって「芝が真っ直ぐ立ち上がる復元力」を維持することが極めて重要です。

2. 選手の選手生命を守る「衝撃吸収性」と「適切なグリップ力」

硬いグラウンドは、選手の膝や足首(特に前十字靭帯など)に深刻なダメージを与え、疲労骨折などの原因になります。専用のショックパッド(アンダーパッド)を敷設することで天然芝に近いクッション性を再現し、かつ踏ん張った時に滑りすぎず、足が引っかかりすぎない(適度に芝が逃げる)グリップ力のバランスが、安全なプレー環境の絶対条件となります。

3. 競技レベルを左右する「FIFA基準のボール挙動(転がり・バウンド)」

サッカーにおいては、パススピードやボールのバウンドが天然芝に近いことが求められます。芝が寝てしまっているとボールが異常に速く転がり(アイスバーン現象)、充填材が不均一だと不規則なバウンドが発生します。適切なパイル長と高密度な縫い込みにより、FIFA(国際サッカー連盟)が定める基準に近い、自然なボールの転がりとクッション性を長期間維持できる構造が必要です。

4. 施設の課題を解決する「サッカー(充填)とフットサル(無充填)の最適化」

サッカー(フルコート)では、クッション性とスパイクの刺さりを確保するため、50〜60mmのロングパイルに砂とゴムチップを入れる「充填式」が基本です。しかし、商業施設や屋上のフットサルコートの場合、チップが周囲に飛散(スプラッシュ)したり、ウェアを汚したりすることが敬遠されます。そのため、フットサル向けには、チップを入れなくてもクッション性を発揮する「ノンインフィル(無充填)の高密度ショートパイル人工芝」を採用することが、施設管理とユーザー満足度の両面で強く求められています。

5. 世界的な必須課題「マイクロプラスチック問題とサステナビリティ(環境配慮)」

現在、サッカー人工芝業界で最大のトピックが環境問題です。欧州(EU)では、人工芝の充填材として使われるマイクロプラスチック(黒いゴムチップ)の販売規制が決定し、世界中で大きな波紋を呼んでいます。そのため、コルクやクルミの殻などの天然素材インフィルへの移行や、人工芝のパイル自体に「植物由来(バイオマス)プラスチック」を採用した環境負荷の低い製品を導入することは、SDGsを推進する自治体や大手企業、学校法人に対して、他社を圧倒する強力な提案理由(大義名分)となります。

 

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