駐車場の目地(スリット)に人工芝を施工!デメリットは?

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「駐車場の目地(スリット)を人工芝にしたい」 そんな方は多いのではないでしょうか。 人工芝は、天然芝と違って枯れることなく、気軽に緑を取り入れられることから人気が高まっています。 駐車場の目地(スリット)を人工芝にすれば、無機質なコンクリートが明るくナチュラルな印象に早変わり。 年中きれいな緑が目に入るので家全体の雰囲気も明るくなるでしょう。 この記事では、駐車場の目地(スリット)に人工芝を施工するときの基本情報からデメリット・DIY施工方法まで解説しています。

駐車場の目地(スリット)とは

まずは、駐車場の目地(スリット)についておさらいしましょう。 駐車場の目地(スリット)とは、駐車場にコンクリート舗装をしたときに設けられる隙間・溝のことです。 通常は、コンクリートの厚さや形状に応じて3〜5m程度の間隔で設けられます。 主に
  • コンクリートのひび割れ(クラック)を防止する
  • 雨が降ったときに水はけ(排水性)を良くする
  • 特に雨の日や傾斜のある場所で歩行時に滑りにくくする
といった目的で設けられています。
ひび割れ(クラック)の原因・対策 コンクリートは、気温の変化や乾燥によって膨張・収縮を繰り返します。 これにより内部に応力(押す・引っ張る力)がかかり、限界を超えるとひび割れ(クラック)が発生。 ひび割れ部分から雨水が染み込んでコンクリートの内部にある鉄骨が錆びてしまうと強度が著しく低下する恐れがあります。 目地(スリット)を設けることで膨張・収縮で発生した力をうまく吸収・逃がして、意図しない大きなひび割れの発生を防ぐことが可能です。

駐車場の目地(スリット)の種類

駐車場の目地(スリット)には、さまざまな種類があります。 どの材質の目地(スリット)を選ぶかによってデザイン性だけでなく、耐久性・メンテナンス性なども違ってきます。 次は、それぞれの特徴を比較した表です。
エキスパンタイ 砂利・砂 レンガ・ピンコロ 植物(タマリュウなど) 人工芝
デザイン性 ◯ シンプル ◎ 高い ◎ 高い ◎ ナチュラル ◎ 高い
メンテナンス性 ◎ 手間ほぼ不要 ◯ 補充・掃除 ◎ 隙間掃除 △ 定期的な手入れ ◎ 雑草不要で楽
耐久性 ◎ 非常に高い ◎ 高い ◎ 高い ◯ 普通 ◎ 高い
雑草対策 ◎ 防げる ◯ 一部抑制 △ 隙間注意 △ 雑草混入注意 ◎ 防げる
水はけ △ 普通 ◎ 優れている △ 普通 ◯ 良好 ◎ 優れている

人工芝はバランスに優れている

先ほどの比較表をご覧いただければ分かる通り、人工芝はデザイン・メンテナンス性・機能性のバランスに優れていると言えます。 植物は、人工芝と同じく緑色で明るく爽やかな景観を演出できます。 日本の在来種であるタマリュウや多肉植物のセダムなどであれば、水やりの手間もほとんどかかりません。 しかし、生き物であることには変わりはありません。 例えば、夏の猛暑や直射日光による葉焼け、車での過度な踏みつけなどで枯れることもあります。 また、植物の隙間から雑草が生えて混ざってしまうと見栄えも悪くなります。 人工芝であれば、高耐久で車での踏みつけにも強く、水やりや刈り込みなどの手間も必要ありません。 最近の人工芝は、技術の進歩により本物と見分けがつかないリアルな質感となっており、メンテナンスフリーで違和感のない美しい景観を維持できます。

駐車場の目地(スリット)に人工芝を使用するデメリット

駐車場の目地(スリット)に人工芝を使用する場合は、メンテナンス性を中心にさまざまなメリットがあります。 一方、デメリットもいくつか存在するので確認していきましょう。

初期費用は高め

人工芝は、植物と比べて初期費用は高めに設定されています。 ただ、一度施工すれば一般的な耐用年数の10年程度はメンテナンスフリーで利用可能です。 タマリュウは、初期費用こそ抑えられますが、枯れてしまうと植え直さなければなりません。 ランニングコスト(労力と時間など)まで考慮すると人工芝のほうがコスト面でもお得に感じられます。

安価な人工芝は耐久性が低い

人工芝は、製品によって耐久性に大きな差があります。 例えば、ポリプロピレン(PP)素材は、紫外線に弱く直射日光による色あせや劣化が早く進行します。 その他、車のタイヤとの摩擦によって芝の抜け落ちや剥がれなどが発生する可能性があります。 長期的に見た目を美しく保つのであれば、耐久性に優れた高品質の芝生をおすすめします。

人工的な見た目になるケースがある

人工芝の種類によっては、人工的な見た目になるケースがあります。 具体的には、
  • 鮮やかすぎる不自然な均一の緑色
  • 太陽光が当たったとき表面の光沢で不自然に反射
  • 芝の密度が低く、地面が透けて見える
などです。 自然な見た目の人工芝では、複数の色(濃緑、薄緑など)が混ざってねじれ感があったり、光を抑えたマットな加工が施されています。 できることなら施工事例の写真やサンプルで質感を確認してから購入することをおすすめします。
人工芝選びのポイント 人工芝を選ぶときは、デザインだけでなく耐久性や機能性も重視しましょう。 日当たりが強い駐車場であれば、紫外線耐候性が高いものを選んだほうが長持ちします。 また、人工芝のカットは大変な作業であることから、すでに目地(スリット)の幅にカットされている商品を探すと良いでしょう。

駐車場の目地(スリット)に人工芝をDIY施工する方法

駐車場の目地(スリット)に人工芝をDIYで施工する一般的な方法・やり方をご紹介していきます。

1、事前準備をする

まずは、必要な道具をそろえておきましょう。
  • 人工芝
  • 山砂または川砂・赤土
  • アンダーパットまたは防草シート
  • U字ピン・接着剤
  • カッターまたはハサミ
  • スコップ
  • ほうき

2、整地する

施工後に人工芝が凸凹に波打たないために目地(スリット)の整地は重要な作業です。 まずは、小石・雑草・木の根などを取り除いてから地面をよく叩いて平らにして固めていきます。

3、山砂を敷く

水はけを良くするために山砂を敷きます。 先ほど整地した上に山砂を敷いて高さを調整し、スコップで押し付けて固めていきます。 ※川砂を使う場合は、赤土を混ぜると固まりやすくなります。

4、アンダーパッドを敷く

雑草を防ぐためにアンダーパッドや防草シートを敷きます。 上手く敷くコツは、目地(スリット)の幅より少し大きめにすることです。 いきなりカットするのではなく、仮敷きをしてからカットすると長さが足りなくなる事態を防げます。 仕上げにU字ピンもしくは大頭釘(地盤が硬いとき)を打って固定します。 ※カーポートを設置している場合は、雨樋を貫通しないように注意しましょう。

5、人工芝を敷く

人工芝を必要な大きさにカットして敷いていきます。 基本的には、先ほど敷いたアンダーパッドに接着剤を塗るか、U字ピンで固定すれば完成です。 ※人工芝の向きに注意しながら敷いていきましょう。
DIYが不安ならプロに依頼しよう 人工芝をDIYで施工するには、一定レベルの専門知識と技術が求められます。 特に整地が甘いと高品質の人工芝を用いても雑草が生えたり、水たまりやカビの発生したり、見栄えも悪くなります。 DIYに不安があるならプロに依頼するのも一つの手です。 弊社では、人工芝のプロによる施工はもちろんのこと見た目と耐久性に優れた商品のご案内もいたします。 無料見積もり・お問い合わせはこちら

駐車場とあわせて庭も人工芝にしてみよう

駐車場とあわせて庭にも人工芝を施工すれば、外構全体に統一感が生まれて美しい印象にできます。 見た目の良さだけでなく、これまで庭の雑草に悩まされていたなら管理の手間も一気に低減。 天然芝と違って水やり、草刈り、肥料などの手間が一切かからないのもポイントです。 また、人工芝にはクッション性があって転んでも怪我がしにくく、泥汚れの心配もありません。 家族みんなが使いやすく、小さな子どもやペットの遊び場としてもおすすめです。

庭のDIY施工は難易度が高い

庭に人工芝を敷く場合は、面積が広い分だけ”施工技術の差”が仕上がりに大きな影響を及ぼします。 よくある失敗例としては、
  • 雑草が生えてくる
  • 地面が凸凹で水はけが悪くカビ・臭いがする
  • 芝の向きがバラバラでつなぎ目が目立ったり端がめくれる
などです。 また、庭に大きな石・コンクリ片などが埋まっていると体力・時間が奪われるだけでなく、腰や腕を痛める原因にもなります。 同じ人工芝でも見た目・快適性・寿命が大きく変わるのでDIYが不安であればプロへの依頼も検討してみてはいかがでしょうか?

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