室内人工芝はダニやノミが発生しやすい?

「人工芝を室内に敷きたいけどダニやノミが心配」 そんな不安を感じる方は多いのではないでしょうか。 近年、マダニが媒介する感染症が全国で報告されており、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの死亡例も報告されています。 こうしたニュースを耳にすると「人工芝でもダニが発生するのでは?」と心配になるのも無理はありません。 この記事では、室内人工芝にダニやノミが発生するのかどうかについて分かりやすく解説していきます。

室内人工芝にダニやノミが発生するって本当?

結論を言えば、人工芝そのものがダニやノミを発生させることはありません。 人工芝は、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)といったプラスチック素材からつくられています。 これらは、人工的な合成素材であり、ダニやノミのエサになることはありません。
ダニやノミによる悪影響について ダニやノミによる悪影響は、見た目以上に深刻です。 室内で発生した場合、人やペットに次のような被害を及ぼします。
  • かゆみ・湿疹・赤み
  • アレルギー反応
  • 感染症のリスク
このようにダニやノミは単なるかゆみだけでなく、健康被害や生活の質の低下につながる厄介な存在と言えます。

室内人工芝にダニやノミが発生するケース

人工芝自体は、ダニやノミの発生源にはなりません。 しかし、使用環境やお手入れの状態によっては、ダニやノミが発生するケースもあるので注意が必要です。

1、ゴミやホコリが溜まっている

1つ目が人工芝にゴミやホコリが溜まっているケースです。 ダニやノミは、人間やペットの生活によって生まれる有機物をエサにして繁殖します。 具体的には、
  • フケや髪の毛、皮脂
  • パンやお菓子などの食べカス
  • 甘い飲み物やジュースのシミ
などです。 特にワンちゃんや猫ちゃんを飼っているご家庭では、ダニやノミのエサとなる毛や皮脂が落ちやすく、ダニやノミが繁殖するリスクが高くなります。
ダニやノミが発生しない環境づくりのためには、日頃の掃除・お手入れが欠かせません。 部屋を掃除するタイミングで掃除機やコロコロ(粘着クリーナー)などでゴミを取り除きましょう。 また、ジュースやおしっこなどで汚れた場合は、その都度濡れた雑巾で優しく拭き取るのが基本です。 必要に応じて中性洗剤と水を1:1で薄めたものを使ってスポンジでこすり洗いするのも良いでしょう。 水洗いしたあとは、窓を開けて風通しを良くしてできるだけ早く乾かすようにします。 関連記事:人工芝の掃除の仕方・お手入れ方法まとめ

2、室内が高温多湿になっている

2つ目が室内が高温多湿になっているケースです。 ダニやノミは、温度25〜30℃前後、湿度60℃以上の高温多湿な環境で繁殖しやすくなります。 特に
  • 日当たりが悪い
  • 換気されていない
  • 室内干しをしている
  • 加湿器を長時間使用している
  • ペット用トイレが近くにある
といった部屋では注意が必要です。 その他、梅雨の時期や夏場などは通常より室内が蒸し暑く湿気を帯びやすく、ダニやノミが活発に鳴る条件がそろってしまいます。
ダニやノミを寄せ付けないためには、湿度調整が欠かせません。 定期的に窓を開けて換気して空気を入れ替えるほか、除湿機やエアコンのドライ機能を活用して湿度60%以下に保つようにしましょう。 また、人工芝の下にすのこを敷くのも効果的です。 人工芝の下にすのこを設置することで通気性が向上し、湿気がこもりにくくなります。 これにより、ダニやノミが繁殖しやすいジメジメとした環境を防ぐことができます。

まとめ

今回は、人工芝で気になるダニやノミの発生について解説しました。 人工芝は、プラスチック素材であることからダニやノミのエサになることはありません。 しかし、部屋が汚れているとダニやノミが発生しやすくなるのと同じように人工芝も掃除をせずに使っているとゴミやホコリが溜まって害虫が住みつく原因になります。 定期的に掃除機をかけたり、乾いたタオルで表面を拭いたりして清潔な状態を保つことが大切です。 また、湿気がこもらないように換気や除湿を行えば、ダニやノミの繁殖をしっかり防ぐことができます。

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