「人工芝の隙間から雑草が生えてくる」
そんな困りごとはありませんか?
人工芝を敷いたら雑草が生えないと思われがちですが、施工方法や環境によっては雑草が顔を出すことがあります。
雑草が生えると見た目が悪くなるだけでなく、根が裏地を突き破るなど人工芝自体の劣化を早める原因にもなります。
さらに雑草が生い茂ることで虫がよってきたり、水はけが悪化してカビやコケが発生することもあるので注意が必要です。
この記事では、人工芝の隙間から雑草が生える原因・対処法を解説していきます。
人工芝から雑草が生える原因は?
人工芝から雑草が生える原因は、次のとおりです。1、施工前の整地が不十分
人工芝を敷く前の整地が不十分だと雑草が生えやすくなります。
地面に生えている雑草を表面だけ抜いただけでは、地下に残った根や種から再び芽が出てしまいます。
さらに整地で石やガラを取り除いていないと人工芝が浮いて隙間ができたり、水たまりが発生してしまいます。
隙間から差し込む光や湿った環境は雑草が育ちやすい環境となります。
施工前の整地は表面をきれいにするだけでなく、地面をしっかり掘り起こして根を取り除きましょう。
また、石やガラを取り除いたうえで地面をしっかり転圧して平らに仕上げることが重要です。
2、砕石の層が足りない
人工芝の下地に使用する砕石の層が足りないと雑草が生えやすくなります。
砕石はアルカリ性の性質を持っており、酸性土壌を好む雑草の生育を化学的に阻害します。
さらに砕石を敷くことで地中への日光を遮り、雑草の根を物理的に抑え込む効果もあります。
しかし、砕石の厚みが不足していると雑草の根が容易に突き抜けてしまいます。
弊社では、砕石の厚み50mm(寒冷地では100〜150mm)を推奨しています。
施工業者によっては砕石の層が極端に薄かったり、この工程自体を省略しているケースもあるので注意が必要です。
3、雑草対策シートを敷いていない
人工芝の下に雑草対策シートを敷いていないと雑草が生えやすくなります。
雑草は非常に生命力が強く、わずかな日光や水分があれば成長してしまうため、人工芝と砕石だけでは完全に防ぐことはできません。
人工芝を施工する際には必ず雑草対策シートを敷き、地面に光が届かないようにすることが重要です。
弊社では、雑草対策シートにアンダーパッドを推奨しています。
業者に依頼すると防草シートが用いられるケースが多いですが、水を通しにくく湿気を好むカビや虫の発生源になる可能性があります。
アンダーパッドであれば、雑草の発生を防ぎつつ表面の細かな穴からスムーズに排水可能。
クッション性も備えていることから転倒時の衝撃を軽減してくれます。
関連記事:人工芝に防草シートはNG!? 人工芝には○○をひけ!
4、継ぎ目の処理が甘い
人工芝同士の継ぎ目(ジョイント)の処理が甘いと雑草が生えやすくなります。
一般的に人工芝は「2 × 15m」程度の大きさで製造されることから、広いスペースに敷くときは人工芝同士を接続(ジョイント)する作業が必要になります。
そのときに継ぎ目の処理が不十分だと小さな隙間が生まれて、そこから雑草が生えてしまいます。
特に端の部分は隙間ができやすいので注意が必要です。
人工芝の固定方法は、ジョイントシート+接着剤を推奨します。
施工が簡単でコストが安いことからU字ピンのみで固定する業者も多いですが、時間の経過とともに芝が浮いてきたり、ズレが生じたりして継ぎ目に隙間ができる原因になります。
また、端の処理については施工後に隙間が開かないように特殊な工具や木材、プラスチック材を活用した固定方法がおすすめです。
関連記事:人工芝の継ぎ目を目立たなくするには?失敗しない施工方法
5、人工芝の上で飛来した種子が発芽した
人工芝の上で飛来した種子が発芽するケースがあります。
基本的に人工芝は、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)といったプラスチック素材でつくられており、雑草が生育できる環境ではありません。
しかし、表面にホコリや落ち葉が堆積することで、わずかな土壌環境が形成されて種子が発芽してしまうことがあります。
特に雨が降った後は湿気が残りやすく、雑草の生育を助長する要因となります。
人工芝表面の雑草の発生を防ぐには、定期的な掃除・お手入れが大切です。
週1回〜月1回の頻度で人工芝に溜まった落ち葉やゴミは、ほうきや人工芝用ブラシで優しく掃くか、ブロワーで吹き飛ばします。
また、ペットを遊ばせている場合は、尿や固形物はできるだけ早く処理して水で洗い流すことを心がけましょう。
関連記事:人工芝の掃除の仕方・お手入れ方法まとめ
人工芝の雑草対策に関するよくある質問(Q&A)
ここからは、人工芝の雑草対策に関するよくある質問(Q&A)をまとめていきます。Q、人工芝の隙間から生えた雑草を抜くコツは?
人工芝の隙間から生えた雑草を抜くコツは、根元からしっかり取り除くことです。 葉の部分だけ取り除いても根が残っていれば、再び芽を出してしまいます。 ポイントは、- 根元をつかんでゆっくりと垂直に引き抜く
- 雨上がりや水を撒いた地面が柔らかいときに抜く
- 雑草を抜いたあとは隙間に土やゴミが溜まらないように掃除する