横浜駅中央西口駅前広場における将来的な公共空間のあり方を検討するための社会実験。駅前広場を単なる通行の場から「ひとにやさしいウォーカブルな滞在空間」へと再編することを目指し、人工芝やストリートファニチャーの設置による空間創出が、歩行者の流動や滞在行動、および空間活用に与える影響を多角的に検証・調査するために実施されました。
イベント映像
https://www.youtube.com/watch?v=KWFEOq2nxoY
神奈川県横浜市
日本初の西洋式街路「日本大通り」で開催された「tvk かながわMIRAIストリート」における、道路空間を活用した社会実証プロジェクトです。
国土交通省が推進する「ほこみち(歩行者利便増進道路)」制度が目指す「歩きたくなるみち、居たくなるみち」の実現に向け、株式会社GreenDesignは車道の一部(全長75m)を芝生広場化する施工を担当。
大成建設株式会社をはじめとする「横浜Park Line推進協議会」とともに、公共空間における新たな滞留性向上と賑わい創出の有用性を実証しました。
車道から「人が居たくなる空間」への転換: 普段はアスファルトがむき出しで車が走る道路空間を、子どもたちや家族連れが安心して地べたに座り、ヨガや音楽鑑賞などのアクティビティを心から楽しめる「温かみのある広場」へと一時的に変える必要がありました。
脱炭素・環境課題へのアプローチ: 大規模なイベント装飾では環境負荷が懸念されます。SDGs未来都市である横浜での実施ということもあり、廃棄物問題やマイクロプラスチックの発生を防ぎ、脱炭素社会の実現に貢献できる素材選びが強く求められていました。
植物由来のバイオポリエチレン人工芝: サトウキビなどを原料とした天然素材由来の人工芝を敷設。石油系プラスチックの使用を抑えることで、生産時のCO2排出量を大幅に削減し、摩擦によるマイクロプラスチックの発生リスクも低減させました。
完全循環型の「100%リサイクル仕様」: 撤去後に廃棄物を出さないよう、100%リサイクル可能な構造の人工芝を採用。焼却時にも有害物質を出さない環境配慮設計により、イベント装飾における脱炭素モデルを提示しました。