人工芝選びの新しい基準「PFASフリー」
メンテナンスが楽で便利な人工芝。しかし今、世界中でその「安全性」が見直されていることをご存知ですか?
最近ニュースでも耳にする機会が増えた「PFAS(有機フッ素化合物)」。実は、従来の人工芝の製造工程で使用されているケースがあることが分かってきました。
PFASとは?なぜ今、問題になっているのか
PFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称)は、「永遠の化学物質(Forever Chemicals)」と呼ばれ、自然界で分解されにくい性質を持っています。
土壌や水質汚染の原因になるだけでなく、人体への蓄積による健康被害(免疫力低下、発がん性のリスク等)が懸念されています。
アメリカや欧州では人工芝へのPFAS使用を制限する動きが加速しており、日本でも水質基準が見直されるなど、対策が急務となっています。
意外な盲点。人工芝にPFASが含まれる理由
人工芝の製造において、芝(パイル)を押し出す機械の滑りを良くするための加工助剤としてPFASが使われることが一般的でした。
目に見えない成分だからこそ、これまでは「見た目の美しさ」や「耐久性」ばかりが重視され、安全性が後回しにされてきた背景があります。